■新しいスキーウェアにワッペンを取り付けたいのですが・・・■
【質問】
スキーウェアにワッペンなどを付けてみたいと思っていますが、スキーウェアの機能低下をさせないで付ける手段は何かありませんか?
【回答】
ワッペンは、結局のところ糸で縫い付けない限りいずれ必ず取れてしまいます(経験済)。
そもそも、スキーウェアは完全防水などではなく、生地の表面に撥水加工(表面が水を弾くだけ)が施されているだけですので、乾雪なら全く問題ありませんが、湿雪等では、ある程度時間が経過すれば必ず浸透してしまいますし、当然雨が降れば全く役に立ちません。
そして、そもそも、ウェア自体例えば肩の部分とかポケットとかあらゆる部分が糸で縫ってありますし、その部分を生地の裏側からシームテープで塞いでなんかありません。
つまり、スキーウェアなんてほとんど全てが糸で縫ったままの状態になっている、つまり穴だらけなんですよ。
質問者様は、スキーウェアに縫い付けたことにより、穴から水分が浸透することを恐れていると思いますが、結局は、湿雪や雨では生地そのものから染みてしまいますので、縫い付けによる穴云々の影響はほとんど関係ありません。
ただし、バックカントリースキーや登山等で使われる、完全防水のゴアテックス製のウェア等でしたら、ワッペンを縫い付ければそこから水分が染みてしまい、せっかくの完全防水機能を低下させることになりますから、決してやってはいけません。
スキーウェアは防水と勘違いしている人達も多いですが、あれは生地に撥水加工が施されているだけで、少しの水分なら弾く程度であり、多量の水分に当たれば完全に染みてしまうものです。
防水スプレーも同様で、あれも実は防水ではなく単なる撥水なのです。
絶対に濡れない完全防水のウェアを求めるのなら、ゴアテックスなどを使ったウェアにするしかありません。
一般的なスキーウェアは湿雪や雨を想定して作られていません。
ちなみに、ゴアテックスなどの完全防水ウェアは、糸で縫ってある部分は必ず裏側からシームテープを貼ってありますし、最近では極力縫わないようにして、熱で圧着させる方法を採っています。
それくらい、完全防水ウェアはシビアに作られています。
なぜかと言うと、極限で使われることを想定しており、一歩間違えば、つまり水が浸透することで命の危険にさらされることがあり得るからです。
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