



■研修テーマにあたって■
≪プルークボーゲンから基礎パラレルターンへの指導の展開≫
1952年(昭和27年)指導員研修会制度が制定され、この年から指導員研修会が始まりました。そして時を重ねる中で、参加指導員の研究発表の場から、研修テーマを作り、その伝達研修の場へと研修会は変化を遂げてきました。
SAJ教育本部は、今年度からスキー技術を新たな視点で見直し、「技術と指導法」の内容を前面改定し、スキー愛好者から競技志向者までを広く抱合できるベーシックなメソッドであり、カリキュラムとしました。
現在では、指導員の義務として2年に1回の参加が義務づけられていますが、研修テーマは、毎年提案されています。まさに現代の慌しい世相を反映しているかに見えます。2年に1回研修テーマ作り、じっくり2年間で理解を深めるやり方もあるような気がいたします。 |
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次から次へと目先を変えて、新しい提案をしていくことが、必要なことなのか、テーマのためのテーマ作りになっていないかを、もう一度、指導者皆が考えなければならないのではないかと思います。
現在では、指導員研修会参加者の平均年齢も高くなりました。それは、研修会に参加する年齢層の中心が、中高年であることを示しています。
1972年(昭和47年)第11回冬季オリンピック札幌大会が開催され、70m級(現ノーマルヒル)で日本は、史上初の金メダルに輝き、しかも、金銀銅を独占するという快挙を成し遂げました。この時から、スキー人口は爆発的に増加続け、これを裏づけるかのように、指導員受検者数も増え続け、この勢いは、平成8年まで続きました。
このスキー界の団塊の世代ともいえる指導員の皆さんは、やがてベテラン指導員集団となり、今研修会の中核となっています。したがって、研修会テーマも、この世代に標準を合わせ、これまでのベーシックな内容から、新鮮に映る新しい発想へと変化していったのです。
しかし、全国各地では毎年新しいスキーヤーが誕生しているのも事実です。
われわれ指導員は、この新規の初心者を、これまでのようにスキー愛好家に育てていく使命を担っています。
教育本部は、今年度からスキー技術を新たな視点で見直し、「技術と指導法」の内容を全面改訂し、スキー愛好者から競技指向者までを広く包括できるベーシックなメソッドであり、カリキュラムといたしました。
今回の2014年度スキー指導員研修会テーマから、その内容を順次提案してまいります。そのことにより、指導の現場がより活性化されることを願うものです。
*2014年度教育本部オフィシャルブックより抜粋 |