|
4年後へ巻き返し 長野世代後の育成課題
アルペンスキーの日本勢は4人が出場したが、振るわなかった。期待された回転は男子のエース湯浅直樹(スポーツアルペンク)、初出場で女子のホープ安藤麻(東洋大)とも途中棄権。大回転は男子の石井智也(ゴールドウイン)が30位、女子の石川晴菜(木島病院)は33位だった。
湯浅以外はワールドカップ(W杯)成績では五輪派遣推薦基準に満たず、全日本選手権技術系を制して出場権を得た。国内選考会を設ける新システムは中期的な強化策の第一歩で、女子は3大会ぶりに出場したが、成果は乏しかった。
21歳の安藤は今季W杯で23位に入るなど、徐々に力はつけている。それを平昌では発揮しきれず「4年後には、準備しきったと強い自信をもってスタートできるよう頑張っていきたい」と意欲を新たにした。
五輪独特の重圧を実感した経験を今後に生かし、後進にも還元することが大事だ。
2006年トリノ冬季五輪男子回転4位の皆川賢太郎・全日本スキー連盟競技本部長は「僕らは(1998年五輪の)長野世代で、その強化がトリノで花開いた。それ以降は強化、育成が欠けていた」と懸念してきた。今後はナショナルチームの各選手に専属コーチをつけて強化の質を高めたい意向で「4年後は厚みを持たせるよう、しっかりやりたい」と巻き返しを期した。(共同)
|